猫のことになると、がんばりすぎでは
猫のことになると、がんばりすぎでは

Google(グーグル)の熱心な猫好きは、もはや隠しようがない。2月22日の「猫の日」に合わせた特集で、それははっきりした。世界の風景をパノラマ写真として見られるサービス「ストリートビュー」から、新たに日本の猫スポットだけを選んで公開したのだ。

もともとグーグルは、やけに猫にこだわるところがあった。例えば2015年7月にも、豪華列車などの内部をストリートビューで見られる企画に合わせ、なぜかさりげなく「駅長」として駅に暮らしている猫の写真を掲載していた。



同じ年9月の「ゲームウィーク」には、人気ゲーム「ねこあつめ」と協力。「リアルねこあつめ」と称する企画を実施している。ひたすら猫が遊んでいる映像をインターネット上で生中継するだけの試みだった。

猫が遊んでいる映像をずっと中継するだけの「リアルねこあつめ」もあった
猫が遊んでいる映像をずっと中継するだけの「リアルねこあつめ」もあった


2016年2月22日、猫の日に合わせて公開したストリートビューの特集では、さらにこの傾向が激化している。日本各地で見られる猫スポットの画像、実に10点以上をこれでもかと列挙しているのだ。もはやサービスの紹介や宣伝の域を超え、趣味の領域と言えるだろう。

招き猫で有名な寺社3か所から、猫の島として知られる愛媛県の青島、宮城県の田代島、香川県の男木島など、よくもこれだけ探してくると感心させられるほどだ。


なおグーグル渾身の猫ストリートビュー特集は、公式ブログから閲覧できる。