人気アニメ「機動戦士ガンダム」を題材にした落語が2月28日に初演となり、すぐにインターネット上でも公開となった。名作「大工調べ」をもとに、落語家、立川志らく氏が手掛けた。アムロやシャアらしき人物が江戸を舞台に火花を散らす内容だ。

大工調べといえば過去にも人気アニメ「魔法少女まどか マギカ」とからめた翻案があった作品だが、今回はガンダム。


「頑駄夢落語 『らすとしゅーてぃんぐ』」という題で、長屋の家賃を滞納した大工のヨハロウ、それをかばう棟梁のアムロウ、迎え撃つ穀物問屋ジオン家の旦那赤い半纏のシャア、もめごとを収めるお奉行様のララという配役になっている。


立川志らく氏は1963年生まれ。日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門し、1995年から真打ち。映画と古典落語を合体させた「シネマ落語」を手掛け、映画監督などとしても活動している。

ガンダム落語は、2月28日には秋葉原で初演となり、すでに公式サイトなどでも視聴できるようになっている。

内容は30分超。ガンダム好きが、はたして下(さ)げに納得できるかどうかも含め、興味深い内容となっている。