フォーブスの日本版が公開
フォーブスの日本版が公開

経済誌「Forbes(フォーブス)」が「日本長者番付」50人分について、最新版をインターネット上で公開した。首位の座を守ったのはファーストリテイリングの柳井正氏。名前が挙がった富豪たちのおよそ半数は、過去1年で保有資産を増やしたとのこと。

今回の日本長者番付の上位10人は次の通り。保有資産額も併記している(1ドル113円で計算)。

1. 柳井正氏 163億ドル(約1兆8,419億円)
2. 孫正義氏 149億ドル(約1兆6,837億円)
3. 佐治信忠氏 117億ドル(約1兆3,221億円)
4. 滝崎武光氏 83億ドル(約9,379億円)
5. 三木谷浩史氏 57億ドル(約6,441億円)
6. 森章氏 48億ドル(約5,424億円)
7. 高原慶一郎氏 42億ドル(約4,746億円)
8. 毒島邦夫・秀行の両氏 41億ドル(約4,633億円)
9. 韓 昌祐(ハン・チャンウ)氏 40億ドル(約4,520億円)
10. 伊藤雅俊氏 39億ドル氏(約4,407億円)

フォーブスがランキングを作成するにあたって参考にしたのは、各氏から入手した情報に加え、上場企業の基本情報、証券取引所やアナリストら、データベースから得た情報、政府機関の公開情報。フォーブスが別途作成している「世界長者番付」とは異なり、近親者の保有資産も含めて算出している。

今回の長者番付に名を連ねた人の保有資産の最低額は、7億5,000万ドル。前年の6億ドルより増えた。

ただし株価下落の影響で資産を減らした長者もおり、番付上位50人の保有資産の総額は、昨年の1,410億ドル(約15兆9,330億円)から1,370億ドル(約15兆4,810億円)に減った。