キンドルに軽量、薄型の新モデル
キンドルに軽量、薄型の新モデル

数千冊の電子書籍を手軽に持ち歩いて読める「Kindle Oasis(キンドル・オアシス)」が発表になった。Amazon.co.jp(アマゾン)で予約が始まっている。薄型、軽量が特徴。オアシスという名前から一部の人が想像していた防水性能について表記はない。

4月27日に発売予定だ。アマゾンの電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」の最新モデルとして、これまでで最も薄い製品になっている。といっても厚みは均一ではなくて、3.4mm~8.5mmと部位によって異なる。


デザインは変更
デザインは変更

にぎりやすいグリップ形状で、重心を手の中におさめるため、本の背表紙のように手の中でしっくり落ち着くという。タッチディスプレイでのページめくりだけでなく、グリップにあるボタンでも簡単にページをめくれる。

グリップで持ちやすい
グリップで持ちやすい

重さはモデルによって131gまたは133g。「iPhone 6S」より少し軽いぐらい。強靭(きょうじん)なカバーガラスと頑丈で軽いフレームを採用し、携帯しやすいよう高い耐久性も持たせた。

画面サイズは6型、解像度は300ppiで従来モデルから変更なし。ただし内蔵のLED照明は6個から10個に増えていて、スクリーンの明るさがより均一になった。

バッテリー内蔵カバーが付属していて、外出先で電池が減ってきたら、カバーが自動で充電してくれる。例えば1日30分使うのであれば、数か月読書を楽しめる。

バッテリー内蔵カバーが付属
バッテリー内蔵カバーが付属

カバーはレザー製。ブラック、メルロー、 ウォルナット(スウェード)の3種類があり、どれも装着すると本のページをめくるように開閉できる。カバーを閉じると本体が自動でスリープ設定になり、開くと設定を解除する。カバーの装着には12個のマグネットを使う。

値段は3万円台
値段は3万円台

直販価格が3万5,980円(税込)。魅力的だという声もあれば、コストパフォーマンスがよくないという声もあり、電子書籍好きのあいだでも評価の分かれるモデルのようだ。