auのショルダーフォン
完全にauの持ちネタと化したショルダーフォン

Twitterで流行しているハッシュタグ「#昭和に戻りたくない理由」。これに合わせたKDDI(au)のツイート(投稿)が秀逸だ。1980年代に登場した携帯電話の先祖というべき「ショルダーフォン」の写真とともに、「携帯が携帯しづらい」と当時の通信事情を紹介している。


「#昭和に戻りたくない理由」は不便だった思い出を掘り起こし、過去への回帰を否定しつつも、どこか一抹のなつかしさをこめて語り、他方で平成に入ってからの技術の進歩や、世相の変化などを再確認するきっかけとして流行している。


auも歴史ある携帯電話会社として参加。1980年代に発売した1G(第1世代)機種というべきショルダーフォンの写真を投稿した。確かに片手に収まるサイズの現代のスマートフォンと比べると、持ち歩くのは随分大変だろう。今更ながら約30年のあいだに通信環境は様変わりしたと感じる。

なおショルダーフォンの名誉のために言えば、これには車載電話としての機能もあり、クルマで持ち運び、必要に応じて取り外しができる機種で、当時としては合理性のある機器だった。