ドコモによる迷惑メール報告のお願い
ドコモなど各社は迷惑メールを削除するだけでなく報告するよう呼びかけている

スマートフォンや従来型携帯電話(ガラケー)に届く迷惑メール。実は単に削除するだけでなく契約している携帯電話会社に「申告」すると、今後の流通防止に役立つ。新たに各社で申告をシェアする仕組みも10月から始まる。

迷惑メールの申告をシェアするのはNTTドコモ、KDDI(au)、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、ウォルト・ディズニー・ジャパンの5社。


シェアする内容は迷惑メールの件名、本文、送信者のメールアドレス、送信日時、受信者のメールアドレスだ。

携帯電話各社は以前から、契約者の中に迷惑メール業者がいると分かると、利用停止措置をとったうえでその情報を互いにシェアしている。迷惑メール業者に複数の携帯電話会社を渡り歩かせないためだ。

今回の取り組みはこれに続くもの。一般の人からの申告を各社でシェアすることで、早期に迷惑メール業者の存在に気づき、利用停止措置などを迅速に行えると見込む。