Phantom 4の製品画像
特典は「DJI Phantom 4」

東京都国立市は、「ふるさと納税」の特典として、高性能なドローン(無人航空機)を用意する。世界で人気の高い「DJI Phantom 4」だ。

ふるさと納税は任意の都道府県市区町村に2,000円以上を寄付すると、所得税、住民税が一定額控除になる。応援したい自治体であれば生まれ育った土地でなくてもかまわない。


自治体によっては寄付額に応じて魅力ある特典をそろえており、長野県安曇野市ではノートPC「VAIO」がもらえるとして話題だ。

国立市が用意したPhantom 4はこの3月に発表。4K解像度で空撮ができ、高精度な位置情報システムなどにより屋内でも野外でも安定して飛ばせる。iPadなどのタブレットで操作するようになっており、タップひとつで自動航行し、任意の人物などを追尾しながら動画を記録したり、障害物を検知して自動回避したりできる。

開発元のDJIは中国企業だが、日本の正規代理店セキドは国立市に立地する。

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」から申し込める。 50万円以上の寄附で受け取れるという。Phantom 4の販売価格は十数万円なので、ただ製品が欲しいだけであれば買った方が安上がりだが、はたしてどうだろうか。