人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのモンスターなどを全面に描いた特別電車の運行が始まった。京阪電気鉄道(京阪電車)とのコラボレーション企画だ。
ドラゴンクエスト第1作発売から30周年を記念し、3000系8両1編成をデコレーション。2017年1月9日までの期間限定で走らせる。
まず目印として、電車の先頭にスライムをデザインしたヘッドマークを掲げている。
また車両の側面にも大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で開催中の関連イベント「ドラゴンクエストミュージアム」の案内を描いている。
車内に入ると、中吊り広告にドラゴンクエストI~Xに登場する主人公の10連デザインポスターが出ている。
これに加えて車内ドア横の広告枠からはみだし、壁面にまで広がる、大きなモンスターのイラストも随所に見られる。種族はあくまのつぼ、アルミラージ、エリミネーター、おばけキャンドル、ガーゴイル、きとうし、ゴースト、ゴールデンスライム、ゴーレム、ドラキー、バーサーカー、バトルレックス、ベビーサタン、ほのおのせんし、マネマネ、マーマンの16種類だ。
さらにモンスターをデザインした車内ドアステッカーもあり、こちらの種族はアンクルホーン、おばけキノコ、かまいたち、ギズモ、キラーパンサー、きりかぶおばけ、キングスライム、ぐんたいガニ、とらおとこ、どろにんぎょう、はぐれメタル、マドハンドの12種類。
11月上旬には、座席まくらカバーに10種族のモンスターに関するクイズが登場する予定だ。
ほかにも11月上旬から、ドラゴンクエストを遊んだ人には馴染み深い楽曲を車内放送で使うことになっており、駅発着の前後にジングルなどとして合計6曲を準備している。
京阪電車の枚方公園駅は「ドラゴンクエスト」一色に染まり、ひらかたパークに近い東改札口設置の自動改札機のうち1台だけ、駅構内から出場する際、乗車券を通す、またはIC カードをかざすと「レベルアップ」音が鳴るようになっている。
京阪線全線1日乗り放題で、ドラゴンクエストミュージアムを開催しているひらかたパークの入園券、割引特典が付いたフリーきっぷも販売中だ。
これを持ってゆくと、ひらかたパークで「特製スライムクリアファイル」をもらえる。