楽天いどうとしょかん
楽天いどうとしょかんとOverDriveを組み合わせる

町から町へ移動しながら電子書籍を貸し出す図書館を、楽天が展開している。

楽天が以前から描ける車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」と、楽天の米国子会社が運営する電子図書館「OverDrive」を組み合わせる。


すでに2015年10月から北海道で取り組みを始めていたが、このほど福島県、群馬県、岐阜県、島根県にも広げる。

移動図書館で使うクルマに、電子図書館に必要な機器を載せて巡回させる。

子ども向けの絵本や料理本などを中心に厳選した約300タイトルの電子書籍を貸し出す。子ども等はクルマに搭載しているPCでOverDriveを体験でき、1人あたり1回最大3タイトルを最長1週間貸りられる。借りた電子書籍は、家庭などにあるPCやスマートフォンでも読める。

貸出期間が終了すると電子書籍は自動で閲覧不能になるため、返却の必要はない。過疎地に位置する児童養護施設、特別支援学校、子供病院、幼稚園・保育園、公民館などが対象だそう。