ポケットに入る自転車用電動空気入れ「Smart Air Pump M1」

ここ数年、欧米では自転車用電動空気入れに対する需要が高まっている。環境保護などの目的でクルマから自転車に乗り換えた人の間で特に人気が高い。そのような“乗り換えサイクリスト”には、クルマのタイヤの空気を、オイル交換のときなどに自動車整備工場で入れてもらっていた人が多く、自転車の空気は自分で、しかも頻繁に入れる必要があると言われても、どうしたらよいかわからなかったり、わかっていても自分ではやりたくないと思ってしまうことが多いためだ。

そんな自転車用の電動空気入れ「Smart Air Pump M1」が12月20日に日本でも販売開始される。販売元は日本コンピュータ・ダイナミクス(NCD)。


ポケットに入る自転車用電動空気入れ「Smart Air Pump M1」

この商品は、コンプレッサーとリチウムイオン電池を搭載した空気入れ。スイッチを押すだけで、設定した空気圧まで自動的に注入してくれる。空気圧は液晶ディスプレイを使用し、PSI、BAR、KPA、kgf/cm2の4単位で設定可能だ。

ポケットに入る自転車用電動空気入れ「Smart Air Pump M1」

サイズがコンパクトなのも特徴の一つ。サイクリングの途中で空気圧を調整したり、タイヤがパンクした際にも活用できる。

集合住宅に住む自転車通勤者にもぴったり。朝、仕事に向かうために駐輪場に行き、そこで空気圧が低下していることに気づいた場合、空気入れを取りに部屋まで戻り、空気を入れたあとは空気入れを戻しにまた部屋まで戻らなければならない。だが「Smart Air Pump M1」であれば、空気を入れたあと、そのままカバンやポケットに入れて職場まで持って行くことができる。

1回の充電でマウンテンバイクのタイヤを3回程度充填できる。空気の充填に必要な時間はマウンテンバイクで約5.5分で、ロードバイクで約3.5分。充電に必要な時間はおよそ3時間。仏、米、英式のバルブに対応している。

サイズは長さ148.5x幅77x高さ26.5ミリで、重さは400グラム。出力最大圧力は6.89BAR。販売価格は1万1,500円(消費税抜)。NCDのライフスタイル提案型Webショップ「B’s supply(ビーズサプライ)」で購入できる。

ポケットに入る自転車用電動空気入れ「Smart Air Pump M1」