SIE製PSVRの製品写真

仮想現実(VR)に没入できるゴーグル型機器「プレイステーション ヴィーアール(PSVR)」は、2月19日時点で全世界での累計実売台数が91万5,000台に達した。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が発表した。

ゲーム機「プレイステーション 4(PS4)」とつないで使い、かぶると実際に別の世界に飛び込んだような感覚が得られる。2016年10月に発売して以来、「Oculus Rift」「HTC VIVE」などライバル製品とともに、VR市場の裾野を広げ、制覇する可能性のある本命候補の1つとして注目を浴びている。


PS4本体の販売台数が5,340万台以上であることを考えると、PSVRはまだその2%弱という水準だが、SIEは手ごたえを感じているようで、増産体制を強化するという。またPSVRで楽しめるゲームなどの作品開発をさらに支援していくそう。

PSVRで遊べるゲームなどは2月19日時点で100本を超え、参入を表明している開発会社は大手ゲームメーカーからインディーズ(独立系)、映画や音楽などのエンターテインメント企業まで360社以上。220本以上の作品が開発中で、そのうち2017年内に100本以上が発売予定とか。