ミュージカル映画「LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)」が米国アカデミー賞6部門をさらった。劇中音楽のサウンドトラックを出しているユニバーサル・インターナショナルは日本向けにTwitterで祝いの言葉を投稿した。かわいらしいパラパラ漫画もつけて。
僕らの中では1番の作品賞。
— ユニバーサルインターナショナル (@UNIVERSAL_INTER) 2017年2月27日
みんなで踊ろう、ララランド????#アカデミー賞 6部門受賞??
監督賞
主演女優賞
撮影賞
美術賞
作曲賞
主題歌https://t.co/E5O4Veazbc#ララランド #ラ・ラ・ランド #ララポーズ @lalaland0224 pic.twitter.com/x626BE9sf1
ラ・ラ・ランドは米国ロサンゼルスの街を舞台に、映画スタジオのカフェで働く女優志望のミアと、場末で働くピアニストのセブの出会いをきっかけに、挑戦、成功、すれ違い、恋愛を、豊富な音楽と踊りとともに描いた作品。
20世紀ハリウッド黄金時代のミュージカル映画をほうふつとさせる場面を織りまぜながら、夢を追いかける男女を活写した内容は米国で絶大な人気を博している。監督のデミアン・チャゼル氏は1985年生まれの32歳で、気鋭の人物。
チャゼル氏が監督賞を獲得したほか、ミア役のエマ・ストーン氏は主演女優賞をものし、さらに作品は主題歌賞、撮影賞、美術賞、作曲賞にも輝いた。作品賞についてもいったんラ・ラ・ランドの名前が挙がり、あとになって別の作品に訂正となるなど「幻の受賞」を果たす一幕も。
そんなラ・ラ・ランドについて、ユニバーサル・インターナショナルでは「僕らの中では1番の作品賞」と惜しみなくTwitterでたたえている。短い動画もつけていて、劇中の場面と重ねるように、ミアとセブの2人が踊るパラパラ漫画を表示するなど、ちょっとした遊び心を利かせている。インターネット上で漫画やイラストを発注できるWhomor(フーモア)という企業が制作を担当した。日本でラ・ラ・ランドを盛り上げようという、独自の取り組みだ。
いかにも日本らしい祝い方で、映画の雰囲気がやわらかくアレンジしたかたちで伝わってくる。