任天堂のゲーム機
Switchのゲームカード(出典:任天堂の公式サイト)

任天堂のゲーム機「Switch(スイッチ)」に挿入してさまざまなゲームを遊ぶためのカードには、独特の苦(にが)みがあるらしい。そうと聞いては試さずにはいられないげてもの好きが、購入した製品を次々に口に入れて味を報告している。

奇妙な流行の発端は、海外のニュースサイトだ。スイッチは日本だけでなく米国など世界各国で注目度が高い。ゲームに詳しい「Kotaku」では実際にカードを舐(な)めるところをわざわざ動画に撮影して公開。いかにまずいかを説明するとともに、理由を説明している。

いわく、Switchのゲームカードの表面に塗ってあるのは「安息香酸デナトニウム」で、無毒だが世界でも有数の苦い物質。

任天堂が子供(こども)の誤飲防止のためにとった対策だとか。まさか結果として、いい大人が次々と味見をし始めるとは、想像もしていなかったに違いない。人類とはつくづく何をするか分からない生き物だとあらためて感じ入る。

海外の報道が日本のゲーム関連ニュースサイトを通じて伝わり始めると、国内でも口にする人が続出。Twitterなどに感想を投稿している。「この苦みは日本酒に合うかもしれない」「いちど舐めたら中古品として売るのは難しいだろうか」「昔AMDのCPUケースを煮れば食えると聞いて試していた一件を思い出す(paperfoamという企業がコーンスターチを素材の一部にしたケースを製造し、AMD製品が採用した例がある)」などだ。

なお、電子機器を遊び半分で口に入れ、うっかり飲み込んでしまえば当然ながら健康リスクがある。冗談のつもりでも、あまり勧められる話ではない。