SUBPACのバックパック

仮想現実(VR)に没入した際の臨場感を高めてくれる、かもしれないバックパック型装置が、日本でクラウドファンディングによる支援募集を始める。

装着するとゲームや映画の中で起きる架空のできごとに合わせて音を鳴らしたり、背中を振動させたりする機能があり、製品名は「SUBPAC S2 BACKPACK SET(サブパック エスツー バックパック セット)」という。


米国SUBPACの製品となる。すでに2016年から似た機能を持つ同社の機器として、椅子に取り付け背中を押しあてて使う「S2」と、直接体に装着する「M2」の販売が始まっているのは知る人ぞ知る。今回のSUBPAC S2 BACKPACK SETは、S2とそれを収納できる背嚢(はいのう)のセットだ。

ちなみに複数のポケットを備え、普通の背嚢として荷物の持ち運びにも使えるそう。

VR関連の装置といえば、今いる場所と別の風景に没入できるヘッドマウントディスプレイ(HMD)や、風景を操作するために手に持つコントローラーなどが主流だが、さらに背中でVRを感じる、という趣向は果たして多くの人に受け入れられるのだろうか。

ちなみにクラウドファンディングはソフトバンクの「+Style」で4月下旬以降に実施予定。はたして成功するのかどうか、ちょっと気になるところ。