9.7型サイズで高精細な「Retina」ディスプレイを備えた新型iPadが3月25日から購入できるようになる。画面の解像度は2,048×1,536ドットで、直販価格は37,800円(税別)から。
iPadはサイズの異なるさまざまなモデルがあるが、9.7型は特に人気が高い。映画の視聴やゲームの利用、電子書籍の購読、ExcelやPowerPoint、Wordといった事務アプリケーションを立ち上げての仕事まで幅広い用途に向く。
新型は初めて購入する人も旧モデルからの買い替えを検討している人も使いやすいそう。Retinaディスプレイに加え、頭脳にあたるCPUに「iPhone 6s/6s Plus」と同等の処理性能に優れた64bit「A9」チップを搭載し、各種アプリを快適に操れる。省エネルギー性も高めており、バッテリーのフル充電から最大10時間連続で稼働する。
筐体は丈夫で薄いアルミ板1枚から削り出した「ユニボディ」で、重さはWi-Fiモデルが469g、携帯電話回線にもつながるWi-Fi+Cellularモデルが478gと持ち運びやすい。
カメラは前面120万画素と背面800万画素。暗い場所での撮影やHDビデオの撮影、友達や家族とのビデオ通話がしやすい設計。
指紋認証センサー「Touch ID」も搭載し、指で触れるだけのロック解除やアプリの本人認証などが可能だ。本体カラーは「シルバー」「ゴールド」「スペースグレイ」の3種類。
日本での直販価格はWi-Fiモデルの場合ストレージ容量32GBを選ぶと3万7,800円(税別、以下同じ)、128GBでは4万8,800円となる。また携帯電話回線につながるWi-Fi+Cellularモデルは32GBを選ぶと5万2,800円、128GBでは6万3,800円。
開発元であるAppleの公式サイト「Apple.com」および直営店「Apple Store」で販売する。