電動アシストらしくない電動アシスト自転車「STROM」…

STROM」は、デンマーク生まれの電動アシスト自転車。電動アシストらしくないデザインと、低価格が魅力だ。デンマーク在住のMorten Birchさん、Nichlas Lloydさんらで構成されるチームが開発した。

電動アシストらしくない電動アシスト自転車「STROM」

電動アシストに見えない電動アシスト自転車の多くは、リアに小さめのハブモーターを装着し、バッテリーをチューブ内に隠している。だが、この方式を採用すると、チューブやバッテリーケースなどが独自設計となり、コストがかさんでしまうことも。

「STROM」は、電動アシストに見えないことよりも、コストを優先した一台。モーターはリアハブタイプで目立たないが、バッテリーは隠さず、ダウンチューブ状に設置された。一般的な電動アシストと異なる位置(通常はシートチューブの後ろ)に設置することで、電動アシストらしくないルックスの実現に成功している。

電動アシストらしくない電動アシスト自転車「STROM」

リアハブモーターを搭載した場合、自転車の後部が重くなり、前後重量バランスが悪くなることも。「STROM」ではバッテリーはダウンチューブに配置されているため、若干だが前後重量バランスが改善されていると考えられる。

バッテリーは取り外し可能。通勤で使う場合には、オフィスで仕事をしながら充電できる。なお、一回の充電でアシスト可能な距離は約80キロとなっている。

電動アシストらしくない電動アシスト自転車「STROM」

このような特徴をもちながら、「STROM」は低価格で入手できるのが魅力。Morten Birchさんらは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では899ドルの出資と200ドルの送料で、「STROM」を入手可能だ。これは、電動アシストとしては安価な部類に入るといえるだろう。

電動アシストらしくない電動アシスト自転車「STROM」

ところで「STROM」は、日本の道路交通法に対応できるだろうか。インターネットコムでは日本の道路交通法の一部を英訳して添付し、対応の可否についてEメールで質問したところ、次の回答を得た。

「Japan will receive bikes, that meet the legal requirements. When the Japanese consumers order, they will simply have add a comment for the japanese model or contact our 24 hour customer service. 」

とはいえ、クラウドファンディングの世界では、資金が集まらなければ製品ができないこともある。また、チームは日本版を製造すると言ってくれてはいるが、日本からの注文数が少なければ、クラウドファンディング自体が成功したとしても、日本版製造の話が消えてしまうこともあるだろう。「STROM」が欲しいという方はこの点には十分留意したうえで、支援されたい。

電動アシストらしくない電動アシスト自転車「STROM」