謎の企業エヌビディア
ロゴはnVIDIAだけど正式名はNVIDIA

PCやスマートフォン、スーパーコンピューター向けの半導体メーカーとして知られ、なぜかときには謎の企業とも言われるNVIDIA(エヌビディア)。その正式名称が話題になっている。

NVIDIAは、PC向けの画像処理装置(GPU)「GeForce」シリーズが有名なほか、多様な製品を取り扱い、人工知能(AI)向け技術開発やクルマの自動運転といった分野でも注目を浴びる。報道も盛んになるなか、Twitterなどでは社名の表記があらためて関心を集めている。NVIDIAか、nVIDIAか、nVidiaかという大文字小文字の違いである。


製品のロゴなどを見ると「nVIDIA」と先頭が小文字になっており、そちらになじみがあるという人も多い。さて正解はというと次の通り。



「NVIDIAのロゴはnVIDIAになってるが、タイプした時の正しい表記は全部大文字のNVIDIAになる」

NVIDIAと先頭も大文字にするのがよいようだ。細かいようだが、やはりブランドに関することとあって、NVIDIAもかなり気にしているらしく、日本法人がTwitterで繰り返し説明している。

また同じように社名の理解にばらつきがある企業としてASUSTeK Computer(華碩、ASUS)も話題になっている。小型のノートPCや、コストパフォーマンス重視のスマートフォン「ZenFone」シリーズで親しみのあるメーカーだが、ASUSの読み方は昔から一定せず「アスース」「エーサス」などがあった。

今日では正解はエイスース、ということになっている。ASUSもやはりかなりブランドについて気にしているようすで、過去にはFacebookで発音の仕方を紹介する動画まで公開している。


製品を買う人からは実力が認められていても、誰もが知るブランドとして定着するまでにはさまざまな努力が必要、ということだろうか。