メモリーモジュール型ハンドスピナーが話題だ。モジュールメーカーのセンチュリーマイクロが試作し、Twitter上で公開して注目を浴びている。
ハンドスピナーはまたの名をフィジェットスピナー、指スピナーともいい、指で弾くとくるくる動き出す、ただそれだけのおもちゃだ。中央にベアリングが仕込んであり、少し勢いをつけてやるだけで、手の中やテーブルの上で安定して回転する。
メモリーモジュール型ハンドスピナー作ってみました#ハンドスピナー pic.twitter.com/PvLikqiGD3
— センチュリーマイクロ株式会社 (@CENTURY_MICRO) 2017年6月26日
その素朴さが逆に受けたのか、インターネット上で爆発するように広まり、海外で大流行。日本のテレビなども取り上げて、だんだんと国内でも遊んでいるようすを見かけるようになった。
おもちゃメーカーが作ったしゃれたデザイン、かわいいデザインの量産品も沢山出回っているが、さまざまな変わり種を自作する向きもある。そうしたなか、センチュリーマイクロが作ったのはなんとメモリーモジュール型のスピナー。電子工作やPCの組み上げをする人にはなじみ深い基盤が、軽快にまわるようすは面白い。
スピナーの基本構造が単純なのですぐできたそう。もっともあくまで作例で、販売予定はない。代わりに自作方法を次のように紹介している。
メモリーモジュール型ハンドスピナーの作り方
— センチュリーマイクロ株式会社 (@CENTURY_MICRO) 2017年6月26日
一枚だと薄い&軽過ぎるので基板5枚を接着します
穴を開けてベアリング入れます(今回は直径10mmを使用)
軸を入れます
持ち手用DRAMを付け、外重心になるよう外側にもDRAMを配置して完成!#ハンドスピナー pic.twitter.com/DLogCEm3gc
(1)1枚だと薄く軽すぎるので基板5枚を接着する
(2)穴を開けてベアリング入れる。作例では直径10mmのものを使用
(3)軸を入れる
(4)持ち手用DRAMを付け、外重心になるよう外側にもDRAMを配置して完成
DRAMをおもりに使っているのがなんとも楽しい。