…合成写真に見えるのは、気のせい?
「アンブレラレインコート」が中国で販売されている。日本からでも、中国の通販サイトAliExpressなどで購入可能だ。
…合成写真に見えるのは、気のせい?
「アンブレラレインコート」とは、傘とレインコートのいいとこ取りをした雨具。傘のように手軽でありながら、レインコートを着た時のように両手をフリーに使える。このため、雨の日に仕事をしたり、遊んだり、釣りをしたりする際に便利なのだという。
合成写真に…(以下、略)?
傘をすっぽりとかぶるような構造。傘の生地にあたる部分は通常の傘よりもずっと下にくる。このため、足元などは一般的な傘よりも濡れにくいのだそうだ。
折り畳むと、傘よりもレインコートよりもコンパクトに。オフィスのデスクに、置き傘のように置き「アンブレラコート」するのも容易なのだとか。
欠点もある。AliExpressの販売サイトにはこの商品のデメリットとして、「(使用していると)99%の確率で二度見される」という記載がある。中国でもさすがにこの格好は周囲を驚かすのかと知ると、少し安心する。
きついかもしれない?
さてこの「アンブレラレインコート」。欧米のニュースサイトやBlogで紹介され、それを読んだ人からは「日本製かと思った」というコメントが寄せられている。
例えばBlogサイトOddity Centralでは、Blog運営者のFlorin氏が「アンブレラレインコート」を紹介し、自ら次のように商品の感想を述べている。
「もしこれが日本で発明されたものだったら、私はわざわざBlogに掲載しなかっただろう。日本人は毎日のように、風変りなものを生み出している。だが中国にも不思議なものを生み出す土壌があることがわかってしまった」
このようなコメントには、日本には風変りなものなどない、と反論したいところ。だが実際には、日本には帽子と日傘のいいとこ取りをした「ハッと!アンブレラ」という製品が以前から存在しており、否定するのは難しそうだ。
5人くらいで着用すると、傘地蔵になれる?
「アンブレラレインコート」と「ハッと!アンブレラ」を比べたとき、日本製品が勝っているのは、そのデザイン性だろうか?この面では、まだまだ中国の先を行っていると信じたい。
「アンブレラレインコート」はAliExpressでは、9~13ドル程度で購入できる。この価格であればお試しで1つ購入してみても良いかもしれない。ただし、二度見、三度見されることは覚悟の上で購入されたい。