「BlinkLight」は腰に巻いて使用する自転車用ウィンカー&ブレーキランプ。英国ロンドンに本拠をおくHEAT-O Teamが開発した。
ウィンカーは自転車のハンドルバーに装着するリモコンで操作する。リモコンの左ボタンを押せば腰に巻いた「BlinkLight」の左側が点滅し、左折の意志を後続のクルマなどに伝えられるという仕組み。これにより、サイクリストが事故に巻き込まれるリスクを低減する。
直感的な操作が可能
ブレーキランプは加速度センサーでコントロールする。センサーが自転車の減速を検知すると中心部のブレーキランプが点灯し、後続車両に減速/停止を知らせる。急ブレーキの際にはボタンなど押せないので、センサーによる自動点灯は便利だ
同様の製品はすでにあるが、発光色がカラフル過ぎて後続のクルマのドライバーが混乱してしまうことも。HEAT-O Teamはこの点には配慮し、「BlinkLight」の発光色をクルマのウィンカーやブレーキランプに近い色に設定した。これにより、後続車のドライバーが右左折の意志を認識しやすくなっているという。
安全性が高まる
一般的な自転車用のウィンカーよりも取り付け位置が高めで、発光する面積が広めであることも、被視認性を高めている。
「BlinkLight」は腰に巻くほか、自転車のカゴやリアキャリア、チャイルドシートなどにも簡単に取り付け可能だ。
HEAT-O Teamは現在、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では19英ポンドの出資プラス15英ポンドの送料で「BlinkLight」を1個入手可能だ。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は40英ポンドになる。出荷は2017年11月に予定されている。