「VHOOP」はスマートフォンと連携できるフラフープ。お腹周りをスッキリさせたい人向けに米国カリフォルニア州に本拠を置くVHOOPが開発した。
フラフープは比較的効率の良いエクササイズだという。だが長年子どもの遊びと思われていたために、真剣に取り組む大人は多くはない。また、飽きてしまいがちで長期間続けられないという欠点ももっている。
VHOOPはフラフープに各種センサーとBluetoothチップを組み込み、スマートフォンと連携可能な大人向けのエクササイズグッズに仕上げた。
最大の特徴はスマートフォンとの連携にある。専用スマートフォンアプリは、利用者が何回フラフープを回転させたか、どのくらいの時間エクササイズを継続したか、そして何カロリー消費したかを表示する。これらの機能は、従来のおもちゃとしてのフラフープにはなかったもので、利用者は遊んでいるのではなく、減量のためのエクササイズを行っているという意識を持てるようになるという。
フラフープをどちらの向きに回転させたか、も記録される
アプリは事前に設定された時刻に通知を表示。あらかじめ決められた目標を達成できるように、利用者をガイドしてくれる。
アプリはまた、他の「VHOOP」所有者が、どれくらいエクササイズを実施しているか、その中で自分がどの位置にいるのかも表示できる。表示できるのは、他の所有者の回転数、消費カロリーなど。
アプリではまた、「VHOOP」を所有する友だちとの競争をすることもできる。これにより、利用者は楽しみながら、カロリーを消費することが可能だ。
VHOOPは現在、「VHOOP」の市販化に向けクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、69ドルの出資と30ドルの送料で「VHOOP」を1個入手可能だ。出荷は2017年12月に予定されている。