荷物を見守るデジタルツール「トレネ」
キングジムによる荷物見守りツール「トレネ」

キングジムは、荷物を見守るデジタルツール「トレネ」を開発した。「ぼっちアラーム」とも呼ばれるこの新商品の市場導入にあたり、同社は「Makuake」が提供するクラウドファンディングサービスを活用する。

「トレネ」は、カフェなどで荷物を置いたまま離席するときに、荷物の"見守り"をしてくれるデジタルツール。スマートフォンと「トレネ」を専用アプリで連携させることで機能する。


クラウドファンディングサービス
スマートフォンと連携して機能

使用する際には、荷物の上に「トレネ」を設置。この状態で「トレネ」と連携したスマートフォンを持った利用者が「トレネ」から離れることで、「トレネ」は警戒状態となる。このとき、荷物が動かされるなどして「トレネ」に振動が加わると警告のアラームが鳴るという仕組みだ。これにより、例えばノートPCなどの盗難を防げる。

クラウドファンディングサービス
使用する際には、荷物の上に「トレネ」を設置

荷物を見守るデジタルツール「トレネ」
スマートフォンを持った利用者が「トレネ」から離れることで、「トレネ」は警戒状態に

荷物を見守るデジタルツール「トレネ」
警戒状態で、「トレネ」に振動が加わると警告のアラームが鳴る
これで泥棒はPCを「盗れねぇ」→「トレネ」

利用者がスマートフォンを持って「トレネ」に近づくと警戒状態が自動的に解除され、「トレネ」に振動が加わっても、アラームが鳴ることはない。

このように、「トレネ」を使用することで、カフェでの短時間の離席時に荷物が盗難されるリスクを下げられる。「トレネ」はカフェに限らず、セミナー参加時も便利だろう。セミナー中に職場から電話がかかって離席を余儀なくされる、というのはありがちだが、そんなときにも「トレネ」が荷物を見守ってくれる。

荷物を見守るデジタルツール「トレネ」
「セミナー中に、電話かけてくるなよ!」…と言えない人向け?

ところで、「トレネ」とペアリングしているスマートフォンのバッテリーが切れてしまった場合にはどうしたらよいのだろうか?あるいは、うっかり落として壊してしまった場合には?

キングジムによれば、そのような場合には「トレネ」本体のスイッチをオフにすることで警戒状態を解除できるそうだ。カフェからノートPCを動かせなくなってしまう、といった状況に陥ることはないという。

「トレネ」の一般向け販売価格は7,344円の予定。だが「Makuake」では早割価格や限定価格で予約購入できる。価格や発売日、プロジェクトの実施期間などについて詳細は「Makuake」内の「トレネ」プロジェクトページを参照されたい。