ゲーム電卓のイメージ

電卓機能と、迫りくる侵略者をビーム砲で迎え撃つシューティングゲームを一体化した「SL-880」を、カシオ計算機が3月23日に発売する。

カシオが1980年に発売したゲーム電卓「MG-880」で好評を博した、電卓の数字表示をそのまま使ったシューティングゲームを搭載。懐かしく感じる世代からゲーム電卓の未体験世代まで、幅広い層に楽しめるとしている。


ゲームの概要はというと、右側から攻め込んでくる侵略者の数字に、ビーム砲の数字を合わせることで迎撃するというもの。「・」キーを押す回数で標的に含まれる数字に合わせ、ビーム砲として「+」キーで発射。ビーム砲台は3基あり、侵略されるごとに1基ずつ減ってゆく。得点は侵略者を迎撃した位置によって決まり、さらに侵略者を撃墜した数字の合計値の末尾が0となるごとに出現する「UFO」を撃ち落とすと300点が加算となる。

初代ゲーム電卓との違いはまず表示桁数は8桁ではなく10桁、数字1桁あたりの表示がずっと大きく、また当時はなかった消費税に対応し、太陽電池を搭載している点も異なる。

サイズは70×118.5×8.5mm、重さは60g(電池込み)。オープン価格だが店頭実勢は2,000円前後(税別)となる見通し。