無線LANアクセスポイント「WLX313」

ヤマハの無線LANアクセスポイントに新製品「WLX313」が登場した。5月に発売予定。初めてトライバンドに対応し、最大150台接続可能。もっぱら業務用。

2.4GHz帯、および2つの5GHz帯を使って通信でき各バンドで最大50台、合計150台のスマートフォン、タブレットなどを同時に接続可能。


5GHz帯を有効に生かし、接続台数自動分散機能やFast DFS機能を備えている。さらに無線LANの見える化機能も搭載し、周辺の無線LANの状態を一目で確認することが可能。

3種類のアンテナに対応しており、内蔵アンテナは、付属の壁掛け用ブラケットを使って壁や天井へ設置する場合に適している。別売りの外部アンテナにより、電波受信の悪い環境や屋外での通信も行える。部屋の中央への設置や大きな部屋への仮設には、水平方向にも電波を送信可能な付属のショートポールアンテナによって、全方位に電波を送信できる。付属の台座を使って卓上にも設置できる。

WLX313を複数台導入した際にまとめて49台まで管理できる無線LANコントローラー機能もある。RADIUSサーバーを搭載し、最大300件の端末をWPA/WPA2エンタープライズ認証が可能。認証局も搭載し、EAP-TLS認証で使用する証明書を発行し、単体で高度なセキュリティーシステムを構成できるとする。希望小売価格は6万9,800円(税別)。