コンパクトクロスオーバーSUV「マツダCX-3」が大幅改良を受けた。操縦安定性、エンジン、デザイン、安全性能といった幅広い領域で改良が施されている。また、特別仕様車「Exclusive Mods(エクスクルーシブ モッズ)」が新設定された。
操縦安定性の領域では、次世代の車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ-ビークルアーキテクチャー)」を一部採用。サスペンションやシートウレタンを改良するとともに、新開発のタイヤを採用することで乗り心地や静粛性の向上を図っている。
エンジンについては、新開発クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」を採用。日常シーンでの燃費および環境性能を向上させるとともに、高回転域における高トルクによって力強く伸びやかな加速を実現している。
「SKYACTIV-G 2.0」ガソリンエンジンについては、「CX-5」でも採用している「エッジカットピストン」や「新ノズル付き拡散インジェクター」などの新技術で、全回転域にわたるトルクを向上させながら、実用燃費の向上を目指した。
デザイン(エクステリア)では、フロントグリル、LEDリアコンビネーションランプ、アルミホイールなどの形状・質感を変更している。
インテリアでは、デザイン性だけでなく日常の使い勝手にこだわった。電動パーキングブレーキの採用によりセンターコンソールのレイアウトをゼロから見直し、アームレストやマルチボックスを設定。また、リアシートにもカップホルダー付アームレストを装備している。
安全性能に関しては、夜間の歩行者認識精度を向上させた「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート 夜間歩行者検知機能付」をマツダ車で初採用。加えて、全車速追従機能付「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」「360度ビュー・モニター」「自動防眩ミラー」の設定により、昼夜を問わずドライバーの認知をサポートする。
■「Exclusive Mods(エクスクルーシブモッズ)」
「CX-3」の最上級モデルとして新たに設定された特別仕様車。「20S L Package」「XD L Package」のSKYACTIV-DRIVE(6EC-AT)車をベースに、以下の特別装備が付加された。
・18インチアルミホイール高輝度ダーク塗装
・スーパーUVカットガラス&IRカットガラス(フロントガラス・フロントドアガラス)
・専用インテリアコーディネーション(ディープレッドナッパレザーシート、インパネデコレーションパネル)