新型軽乗用車 ダイハツ「ミラ トコット(Mira TOCOT)」が6月25日に販売開始された。パッケージや装備による「3つの安心」を提供。座って「安心」、走って「安心」、もしもの時も「安心」な仕様としている。
座って「安心」では、スクエアなボディにより、フードの先端が見やすく車両感覚がつかみやすい造形を実現した。フロントピラーは角度を立て、ドアミラーをドアパネルに取り付けることで死角が少なく、広い視界を確保している。また、水平なベルトラインで、バックの際の後方の見通しを良くした。
誰でも扱いやすいコンパクトなサイズ感でありながら、室内高はミラ イースより30ミリ高い1,270ミリ。ゆとりあるヘッドクリアランスを実現している。
走って「安心」では、パノラマモニターとコーナーセンサーをダブルで設定。駐車時やすれ違い時に車両周辺を「視覚」と「聴覚」でサポートする。最小回転半径は4.4メートルで狭い場所でも取り回ししやすい。また、ステアリングの操舵力を軽く設定。しなやかな足回りのサスペンションとあわせ、乗り心地の良さと高い操縦安定性を実現した。
狭い場所でも取り回ししやすい
駐車時に「視覚」でサポート
もしもの時も「安心」では、ステレオカメラを採用した衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載した。また、誤発進抑制制御機能(前方)用のソナーセンサーをフロントに2個追加し、信頼性を向上している。
カラーバリエーションは全8色。セラミックグリーンメタリックをはじめ、新たに3色を開発した。燃費性能では、29.8km/lを実現している。
価格はG“SAIII”グレードの2WD車で129万6,000円(消費税込み)。