ソニーのUltra HDブルーレイプレーヤー

HDR(ハイダイナミックレンジ)技術「Dolby Vision(ドルビービジョン)」に対応したUltra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー 「UBP-X800M2」をソニーが7月6日に発売する。

映像本来の明るさ、コントラスト、鮮やかな色を再現するため「Dolby Vision」に対応している。4K映像が収録可能なUltra HDブルーレイを、制作者の意図を忠実に再現する最適な画質で楽しめるとする。


4K Ultra HD ブルーレイにおける標準規格「HDR10」や「Hybrid Log Gamma(ハイブリッドログガンマ)」にも対応し、Hybrid Log Gammaではネット動画配信とUSBメモリーからの再生の双方に対応する。

HDR非対応の従来の4Kテレビなどで視聴するため、4K HDRのコンテンツを4K SDRレベルに変換する際、ソニー独自のアルゴリズムにより、バランスの良いコントラストと自然な色調の再現が可能。テレビ用、プロジェクター用にそれぞれ5段階の変換レベルを設定できる。

テレビ「4Kブラビア」との連携を強化する「4Kブラビアモード」を搭載。画質に関する情報を本機側で調整してテレビに送り出し、最適な画質で映像を再生する。

リモコンの「画面表示」ボタンを押下した際の表示情報を増やしている。従来の再生中の映像出力情報に加え、データ情報を追加表示。映像の情報を手軽に確認でき、最適な設定状態に調整可能。

本体はシャーシの強度を高めた独自のパーツ設計によりノイズを軽減し、一層の高音質化を図っている。オープン価格だが店頭実勢は4万5,000円前後(税別)。