Alexaで操作できるフロントサラウンドシステム「YAS-109」

ワンボディタイプのフロントサラウンドシステム「YAS-109」を、ヤマハが7月上旬より全国で発売する。「Amazon Alexa」による音声操作や、「Spotify」「Amazon Music」といった音楽配信サービスの利用が可能。

低、中、高域再生用に7.5cmサブウーファー、5.5cmフルレンジ、2.5cmツイーターをそれぞれ2基ずつ搭載し、実用最大出力計120W(非同時駆動)のパワーアンプを内蔵。テレビやディスプレイの正面に設置すると、音声がより聴きやすく、迫力ある響きで楽しめるとのこと。


本体にマイクを内蔵し、音声アシスタント 「Amazon Alexa」に対応している。話しかけるだけで楽曲の再生、停止、音量調整などの基本操作が手軽に行えるほか、SpotifyやAmazon Musicなどの音楽配信サービスと連携し、楽曲名やアーティスト名、ジャンルなどを指定して再生することも可能。ほかにも天気やニュース、交通情報などを聴いたり、アラームやタイマー機能を使ったりできる。専用アプリケーションを入れたスマートフォンからの操作も行える。

これに加えバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応し、高さ方向のバーチャル音場も再現している。さらに映画やドラマのセリフ、ニュースやスポーツ中継のアナウンスなど人の声を聴きやすくする「クリアボイス」、不足しがちな低音を増強する「バスエクステンション」といった技術も導入。外部サブウーファーを追加できる端子も搭載している。

デザイン面では、テレビの前に置くだけでなく壁かけにも向く形状にしたとする。壁かけ時には内部センサーが自動で最適な音に切り替え、前置き設置時と変わらない性能を発揮するとか。オープン価格だが店頭実勢は2万8,944円(税込)。