PCなしで映像を再生するLGの4K LEDプロジェクター「HU70LS」

LGエレクトロニクスのプロジェクター「CineBeam(シネビーム)」シリーズに4K LEDモデル「HU70LS」が登場した。

フルHDの4倍の情報量となる4K(3,840×2,160ドット)の高精細な映像を、最大140インチ(横幅約3.1m、1.25倍ズーム適用時)の画面に投げかけられる。


光源には、RGB分離色とダイナミックグリーンの4つのLEDとDMDパネルを採用し、従来のカラーホイール方式と比べ鮮明かつ豊かな原色再現が可能な独自技術「LG 4ch LED」により、映像の美しさを高めた。従来のプロジェクターの弱点であったレインボーノイズを抑えている。

またダイナミックトーンマッピングに対応する「HDR10」映像も再生できる。映像のメタデータに従い、暗い場面、明るい場面などに合わせ明るさをフレームごとに調整する。これに加えフレームとフレームの間に新たにフレームを生成、挿入するTruMotionによって、フレーム数(フレームレート)の低い映像もなめらかに再生します。

このほか暗い部屋でも操作しやすいように、ボタンが光る「マジックライティングリモコン」が付属する。制御システムには「webOS」を採用しており、Wi-Fi環境さえあれば、外部機器にケーブル接続しなくても、WebブラウザやVODサービスを利用できる。
 
さらにScreen Shareの機能や専用アプリケーション「LG TV Plus」を使って、スマートフォンなど画面をワイヤレスで表示でき、Bluetoothに対応した外部スピーカーやワイヤレスイヤホンなどの音声出力機器にも接続できる。USB Type-Cにも対応し、ケーブル一本で映像を映しながらデータ転送、接続デバイスの充電も同時に行える。

オープン価格だが店頭実勢は17万8,800円前後(税別)となる見通し。