PFU「HYBRID Type-S」
HYBRID Type-S

PFUが高性能コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」シリーズを一新した。「HYBRID Type-S」「HYBRID」「Classic」の3グレードを展開し、合計16モデルを直販サイト「PFUダイレクト限定」で取り扱いっている。

HYBRID Type-SとHYBRIDの2グレードでは従来のBluetooth接続専用モデルに対し、USB Type-C接続を加え、無線と有線を自由に使い分けられるようにした。Windows、macOS、iOS、iPadOS、Androidに対応する。ClassicグレードはUSB Type Cのみ。


Bluetooth対応グレードは、マルチペアリング時に操作する機器の切り替えを簡単に行える。最大4台の機器を登録し、「1」~「4」に登録したあと例えば「Fn」+「Control」+「3」のキーの同時押しすると、「3」に登録した機器を操作できる。

さらに制御キーの割り当てを変更できるDIPスイッチに加え、キーマップ全般をカスタマイズできる「キーマップ変更機能」を装備する。Windows対応の専用アプリケーションで設定し、内容はHHKB本体に保存する。接続するPCやスマートフォンを変えても、同じキーマップで使える。

キー押下時の静電容量値の変化を検出してキー入力を行う静電容量無接点方式を採用。しなやかで心地よいタッチと耐久性の高さを両立したとする。さらにHYBRID Type-Sグレードは、キー内部構造の特別設計と緩衝材の採用により、高速打鍵性能と静粛性も高めている。

初代モデルから受け継ぐ独自のキー配列により、ショートカットを活用した効率的な入力が可能。キー数を最小限に抑え、持ち運びにも適した大きさに抑えている。

キートップの刻印に鮮明で耐久性の高いサブリメーション(昇華)印刷方式を採用。樹脂にインクを浸透させる方式のため、長期間使っても刻印が剥げない。キーボードの傾きは3段階に調節できる。本体カラーは白と墨(黒)の2種類。英語配列、日本語配列、無刻印が選べる。Classicは日本語配列なし。

直販価格は「HYBRID Type-S」が3万5,200円(税込、以下同じ)、「HYBRID」が3万250円、「Classic」が2万5,300円。