キヤノンの超短焦点プロジェクター「LH-WX370UST」

キヤノンは、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、高輝度なHLD(High Lumen Density) LED光源を採用した超短焦点プロジェクター「LH-WX370UST」など4機種を、2月中旬より順次発売する。

新製品4機種は、キヤノンで初めてHLD LED光源を採用したLCD(Liquid Crystal Display)パネル搭載のプロジェクター。最長約2万時間の光源寿命により光源交換のメンテナンス負荷を軽減できる。


「LH-WX370UST」と「LH-WU350UST」は3,500lm(ルーメン)クラスの超短焦点モデル。反射ミラーを採用し投写比0.24:1の超短焦点化を果たした。会議室などから約0.3cm離して投写した場合でも約80型の大画面を映し出せる。床面の投写にも利用でき、サイネージやイベントにも役立つ。

なおLH-WX370USTの解像度はWXGA(1,280×800画素)で明るさは3,700lm。LH-WU350USTは、WUXGA(1,920×1,200画素)で3,500lm。オープン価格だが店頭実勢はそれぞれ40万8,000円(税別、以下同じ)と32万8,000円。

「LH-WX500」と「LH-WU500」は5,000lmの小型モデル。複数の青色LEDの光を筒状の蛍光体に集め、一点の出口から明るい黄色の光として出力するHLD LED光源を採用する。HLD LED光源から出力された黄色の光とは別に、独立した青色LED光源から出る光を併用して光路を減らし、高輝度を保ちつつサイズを392×129×321mmに収めた。

LH-WX500の解像度は、WXGA(1,280×800画素)。LH-WU500は、WUXGA(1,920×1,200画素)。店頭実勢は40万8,000円と32万8,000円。