ドイツのキャンピングカーメーカーLA STRADAが、同社2020年のフラッグシップモデル「Nova EB」を公開しました。
広く、ゆとりのある車内が最大の持ち味。幅215cm、高さ299cmという車両サイズがこれを実現しており、多くの人が「天井の高いキャンピングカーって、いいな」と思える仕上がりになっているそうです。
この広さを活かし、リアにはツインベッドが装備されました。キャンピングカーの装備ではダブルベッドやクイーンベッドが採用されていることが多いのですが、「寝るときにはひとりでゆっくりしたい」という人も。そんな人にはうれしい装備です。
ベッド下には引き出しがあり、シーツやブランケット、寝間着を収納しておけます。また、床板を跳ね上げるとそこにはクローゼットが。これも、キャンピングカーの高さを活かした装備といえるでしょう。
キャンピングカーの中央部分にはシャワーとトイレが設置されています。シャワーは便器が水で濡れないドア付き。これは、キャンピングカーでは珍しく、そしてうれしい装備です。
バスルームの対面にはキッチンが設置されています。キッチンには80Lサイズの冷蔵庫、2口コンロなどが装備されました。
ダイニングも、このキャンピングカーの広さを感じさせるもの。L字型のベンチでゆったりと食事をとれます。
「Nova EB」の欧州での価格は10万930ユーロ(約1,220万円)から。天井だけでなく、価格も高めのキャンピングカーとなっています。