富士フイルムの新ミラーレス「X-T4」

富士フイルムはミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T4」を4月に発売する。115コマ/秒の高速連写と最短約0.02秒のAFが可能。5軸、最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能も備える。

X-Tシリーズの特徴である「センターファインダースタイル」を採用した、小型軽量のデザイン。新開発のフォーカルプレーンシャッターを採用して連写性能を高めた。アルゴリズムの進歩によりAF速度も増している。


また手ブレ補正機能により、スポーツをはじめとするアクティブな撮影シーンで威力を発揮する。

富士フイルムの写真用フィルム「Velvia」や映画用フィルム「ETERNA」などの色・階調を再現できる「フィルムシミュレーション」に、低彩度、高コントラストで重厚感のある「ETERNA ブリーチバイパス」モードを搭載。

X-T4は、色調豊かで滑らかな4K映像を実現する4K/60P 10bit動画撮影機能や、ブレの少ない安定した映像を実現する電子式手ブレ補正機能なども備え動画撮影にも向く。このほか新開発の大容量バッテリーにより約500枚の連続撮影が可能。

2020年発売予定の大口径中望遠単焦点レンズ「フジノンレンズ XF50mmF1.0 R WR」を加えた合計35本の「Xシリーズ」用交換レンズと組み合わせられる。

本体カラーはシルバーとブラックの2種類。オープン価格だが店頭実勢はカメラ本体が20万4,500円前後(税別、以下同じ)、レンズキット「FUJIFILM X-T4」「XF16-80mmF4 R OIS WR」 26万4,500円前後となる見通し。