大王製紙はこれまで、不織布マスクを海外協力工場で生産して販売していました。今回の生産設備増強はマスク不足の状況を踏まえて、日本国内への安定的な供給に貢献するためのもの。生産量に関しては400万枚/月で運転を開始し、感染対策のために大量のマスクを必要としている機関、施設等に優先して供給していくとしています。
その後、生産量を増やしながら一般生活者向けにも販売する見込みで、今回の新設ラインに加えて2台目の加工機を増設し、7月からは2,600万枚/月の生産能力を持った設備まで増強することを計画しています。