洗える国産ニット製マスク「みんなのマスク」快調

洗って繰り返し使えるニット製マスク「みんなのマスク」が快調だ。長野県のニットメーカーTOSCOMが開発した製品。4月22日発売の初回分2,000枚は即日完売し、新たに5月15日までの出荷分を注文受け付け、随時出荷している。

マスクの品薄状態が続くなか国産ニットメーカーとして無駄を排除し手頃な価格でマスクを届ける目的で開発、販売を始めた。商品名は「みんなで作り、みんなに手軽に使ってもらう、みんなのためのマスク」という意味。TOSCOMが外部の個人、団体とのコラボレーションにより製造する。すでに元縫製技術者、障がい者施設と協力しており、今後被服科高校、養護学校の生徒の協力を得る予定。


製品は綿100%のニット生地を2重にして飛沫を防ぐ構造になっている。隙間が空きにくく顔をすっぽり覆う立体縫製。またTOSCOMの靴下製造の技術を応用し耳が痛くなりにくい耳ゴムを採用している。取り替え用ゴム2本が入っている。

洗える国産ニット製マスク「みんなのマスク」快調

S(11.5×13.0cm)、M(12.5×15.0cm)、L(14.0×17.0cm)の3サイズがあり、本体カラーは「ホワイト」「グレー」「ピンク」の3種類。直販価格は650円(税込)。直販サイト「TOSCOM ONLINE SHOP」などで取り扱う。直販サイトのほかTwitter公式アカウント(@toscom_inc)で販売状況などの最新情報を配信する。