「Covu Mask」は、口と鼻に加えて目も保護するマスク。英国ロンドン在住の医学博士Luis Pedrozaさんが考案しました。


Luis Pedrozaさんは、現在市販されているマスクには目を保護するものがほとんど無いと述べています。これは新型コロナ感染症だけでなく、花粉症対策としても不十分だとLuis Pedrozaさんは主張しています。


「Covu Mask」は顔をすっぽりと覆うことで、従来型マスクの問題点を解消する製品。飛沫などが目から侵入することを防ぎます。

吸気時には、頭の上に設置されたフィルターを通過して濾過された空気を吸うことになります。このフィルターは、0.1μmの微粒子を99.99％カットできるのだとか。


呼気はマスクに設置されたバルブから排出されます。バルブにはここから外気が流入しないように、逆流防止機能が付いています。


一般的なマスクは、装着するとメガネが曇るという欠点がありますが、「Covu Mask」ならメガネをしたまま装着でき、しかもメガネが曇ることはないのだとか。

Luis Pedrozaさんは「Covu Mask」の製品化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、72英ポンド（約9,600円）の出資で「Covu Mask」を1個入手可能となっています。出荷は2020年8月に予定されています。

「Covu Mask」に穴があるとしたら、フィルターの位置でしょうか？まるでシュノーケルのような外観にする必要が果たしてあったのか、もっと普通の位置にフィルターを取り付けた方が、利用者は安心して装着できたのではないか？という気がしてしまいます。