「UVLyzer」はスマートフォンに貼るUV-Cサニタイザー。外出先のテーブルやお箸にウイルスが付着していないか気になる人向けに開発されたデバイスです。

テーブルやお箸にウイルスが付着していないか不安 ― スマホに貼って使うUV-Cサニタイザー「UVLyzer」を使ってみる?
マートフォンに貼るUV-Cサニタイザー「UVLyzer」

一見、スマートフォン自体の消毒に使うデバイスに見えますが、実際にはレストランのテーブルなどに使用するUV-Cサニタイザー。ではなぜスマートフォン貼り付けタイプにしたのか?というと、こうすることで「UVLyzer」を置き忘れる人がいなくため、だそうです。


テーブルやお箸にウイルスが付着していないか不安 ― スマホに貼って使うUV-Cサニタイザー「UVLyzer」を使ってみる?
スマートフォンに貼っておけば忘れない?

使用するときには本体下のスイッチをオンに。本体4か所に取り付けられたUV-Cライトが光るので、これを対象物にあてることで、ウイルスやバクテリアの除去ができます。

テーブルやお箸にウイルスが付着していないか不安 ― スマホに貼って使うUV-Cサニタイザー「UVLyzer」を使ってみる?
スイッチは本体下部にあります

UV-Cライトは直視すると目によくありません。「UVLyzer」ではこれを防ぐために、センサーを装備。本体が上向きになっているとときにはライトはオフになり、利用者の目を守ります。

充電は本体下側のUSB Type-Cコネクタ経由で。Type-Cコネクタを採用したことで、スマートフォン用の充電器でチャージ可能となりました。出先でバッテリー切れを起こした場合でも、スマートフォン用のモバイルバッテリーで充電できます。

本体の厚みは約3.5mmで、スマートフォンの裏に貼ってもそれほど邪魔にはならないと開発元は主張しています。

用途はスーパーのカートやレストランのテーブルなどのほか、受け取った宅配便のボックス、映画館のアームレスト、公衆トイレの便座など。アルコールを吹き付けにくい素材に対しても利用できるというメリットを持っています。

テーブルやお箸にウイルスが付着していないか不安 ― スマホに貼って使うUV-Cサニタイザー「UVLyzer」を使ってみる?

開発チームは現在「UVLyzer」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施しています。本稿執筆時点では64ドルの出資+送料などで「UVLyzer」を1個入手可能。出荷は2020年9月に予定されています。