スズキ「Hayabusa(ハヤブサ)」13年ぶりのフルモデルチェンジ

スズキは「Hayabusa(ハヤブサ)」を13年ぶりにフルモデルチェンジし、2月末頃から欧州、北米、日本など全世界で順次発売する。3代目「Hayabusa」では、初代から続く開発コンセプト「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」のもと、高い空力特性を持つデザインや優れた走行性能をさらに進化させた。

スズキ「Hayabusa(ハヤブサ)」13年ぶりのフルモデルチェンジ

デザインでは、流麗なフォルムに大胆な面使いとシャープかつエッジの効いたスタイリングを採用した。ボディーカラーは吸気口やボディー側面、リヤまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを用いたツートーンカラーとしている。吸気口の縁にはポジションライト組込型ターンシグナルをスズキ二輪車として初採用した。


スズキ「Hayabusa(ハヤブサ)」13年ぶりのフルモデルチェンジ

エンジンには最高出力190PS、最大トルク150Nmを発生する1,340cc水冷・4サイクル・直列4気筒を採用。電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより、低中速域における出力とトルクを向上した。

スズキ「Hayabusa(ハヤブサ)」13年ぶりのフルモデルチェンジ

新搭載の電子制御システム「スズキインテリジェントライドシステム(Suzuki Intelligent Ride System:S.I.R.S.)」では、出力特性、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御を設定パターンから選択できる「スズキドライブモードセレクターアルファ(Suzuki Drive Mode Selector Alpha:SDMS-α)」を採用。また、設定速度を超えないようにするスピードリミッターを二輪車で世界初採用した。各種の電子制御のモード数を多く設定することで、街乗りからツーリング、サーキットまでの様々な走行シーンやユーザーの好み、技量に対応可能としている。

スズキ「Hayabusa(ハヤブサ)」13年ぶりのフルモデルチェンジ

新型「Hayabusa」の主な装備は次の通り。

スズキ「Hayabusa(ハヤブサ)」13年ぶりのフルモデルチェンジ