メルセデス・ベンツの本格SUV「GLB」に「GLB 180」「GLB 200 d 4MATIC」が追加され、4月5日に予約受付が開始された。

7人乗り メルセデス・ベンツの本格SUV「GLB」に「GLB 180」「GLB 200 d 4MATIC」追加

「GLB」は、同社のオフローダー「Gクラス」からインスピレーションを受けたスクエアなエクステリアデザインと高い悪路走破性を持つ本格的なSUV。その一方で7人乗車可能な室内空間や取り回しのよいボディサイズなど、高いユーティリティも有している。

今回発売された「GLB 180」は、1.4L 直列4気筒直噴ターボガソリンエンジン「M 282」が搭載されたエントリーモデル。ターボチャージャーには電子制御ウェストゲートが採用されており、低負荷域でも最適な過給圧を設定可能だ。ノイズ低減にも注力しており、高い静粛性に期待できる。

「GLB 200 d 4MATIC」は、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン「OM654q」を搭載。最高出力150PS(110kW)、最大トルク320Nmとコンパクトなボディを力強く加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立させている。

「GLB 200 d 4MATIC」にはまた四輪駆動システム「4MATIC」を搭載し、ドライバーが基本の前後トルク配分比を変化させることを可能としている。一般的な走行状況では前後トルク配分は「ECO/コンフォート」で80:20、「スポーツ」では70:30となる。一方、オフロード走行では、四輪駆動クラッチがセンターディファレンシャルロックのように働き、 基本トルク配分は均等に50:50となる。どのモードでも路面状況に応じて連続的にトルク配分比を変化させることで、常に最適な駆動力の伝達を可能にし、オンロードでの安定性や効率性とオフロードでの走破性を高次元で両立している。

メーカー希望小売価格は「GLB 180」が530万円で、「GLB 200 d 4MATIC」が553万円。