ENECHANGE(エネチェンジ)は、同社の英国子会社であるSMAP ENERGYからも働ける新制度「ワーク・フロム・UK(WFUK)」を導入すると発表した。テレワークと親和性の高いエンジニア、データサイエンス、サービス企画職分野の人材を、今後3年で10名採用するとしている。

採用されたらロンドンに移住してテレワーク エネチェンジが「ワーク・フロム・UK」を導入

WFUK制度下で採用された場合、英国ロンドンへ移住して2~5年間テレワーカーとして勤務することになる。SMAP ENERGYのロンドンオフィスへは週1日の出社(週4日のテレワーク)を基本としており(ロックダウン期間中はフルリモート)、業務内容はエネチェンジの日本での業務が基本となるが、海外関連のプロジェクトも担当する。


WFUK制度は、EU離脱後の2021年1月からスタートしたイギリスの新たな移民制度を活用したもの。この移民制度では従来の厳格な移民システムから、技能などに基づくポイントシステムへと変更されている。

新しい移民制度を活用して英国国内で就労するためには、合計70ポイントが必要となる。英国での就業を希望する海外労働者は、英語が話せること、技能職へのジョブオファーを受けていて「承認された雇用主がスポンサー」になっていることが条件となり、一定以上の給与水準の基準を満たしていれば合計70ポイントが付与されて就労ビザの申請が可能となる。

エネチェンジではこの新システムを活用して英国から働ける新制度を導入することで、グローバルな人材育成を目指すとしている。