(画像は既存モデルの「キャブコンタイプ」)
災害避難に対応するキャンピングカーの開発・販売を行うナミレが、同社ラインアップに「Cタイプ」を追加しました。
同社製品は、軽トラをカスタムビルドしたキャンピングカー。後方へのはみだし量などは規制の中で最大限に大きく取り、キャビンの居住空間を拡大しています。一方で、キャビンの載せ下ろしは整備工場で行う必要がありました。
キャビンの載せ下ろしは整備工場で
今回発売される「Cタイプ」は、軽トラックの荷台にすっぽり収まるデザイン。キャビンサイズは犠牲になってはいますが、購入者が自分でキャビンを載せ下ろし可能になっています。
購入者が自分で載せ下ろしできます
これにより、必要に応じて、軽トラックを本来の用途である“荷物の運搬”にも利用可能に。友達の引っ越しを手伝うときや、IKEAで買った家具を運びたいときに、キャビンを取り外して“軽トラ”として利用できるようになります(載せ下ろしには別途4本の支柱が必要)。
「Cタイプ」のもう一つの特徴はシンプルな装備。基本的なもののみ標準とされ、それ以外は用途に合わせて利用者がDIYで追加するスタイルとされています。標準装備としては後からの取り付けが困難なソーラーパネルとその配線を搭載。また室内灯や換気扇とその配線も標準装備されています。このためポータブル電源(パススルー方式)を持ち込めば、すぐに電気環境が整います。
その他はDIYで
それ以外のキッチンやベッド、トイレなどについては利用者が追加します。DIYが苦手な人は、事前に必要な装備を取り付けることも(有料)。
キャビン本体の価格は99万円から。詳細はナミレの公式Webサイトで確認してください。