※画像は公式から引用
kawasakiが手掛ける水素を動力とするオートバイ
kawasakiは、水素を動力とするオートバイ「Ninja H2 HySE」が現在テスト中であると発表しました。水素を動力とするバイクの開発は、エネルギーのサスティナビリティが評価される現代において、大変注目を集めています。
このバイクはまだ正確な仕様を発表はされていませんが、、同社の既存モデル「Ninja H2 SX」をベースとしているため、同モデルと類似した機能が搭載されることが予想されます。
テスト写真には「HySE」のブランドがあしらわれています。
この「HySE」の文字には、水素燃料搭載車両の開発に関わる「HySE」構想との関連性があります。
「HySE」とは
「HySE」とは、「水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合(HySE: Hydrogen Small mobility & Engine technology)」の略称です。これは、二輪車の「ビッグ 4」と呼ばれるkawasaki、スズキ、ホンダ、ヤマハが持続可能なエンジンを開発するために研究組合を設立したもので、政府機関の承認も得ています。
動力のサスティナビリティで業界大注目!
電気自動車や電動バイクの市場拡大など、自動車業界では現在ゼロカーボン革命が本格的に進行中です。そんな中で水素駆動バイクが商品化されることで、自動車技術の進歩に大きく貢献することがわかります。
また、水素燃料でのバイクが一般化されることになれば、業界内外でのサスティナビリティの向上に影響を及ぼし、環境問題の解決にも大きな進歩を遂げることとなります。
水素エンジン搭載予定の「Ninja H2 SX」
「Ninja H2 SX」は、kawasaki史上最も進化したスーパーチャージドエンジンを搭載するスポーツツアラーであり、最高水準の技術を集結することで高い性能と快適性を融合した究極のモデルです。今回の水素エンジン搭載の最新モデルは、この「Ninja H2 SX」をベースにテストされています。
ライダーサポートテクノロジー
kawasakiの高度に洗練された電子制御システムが、ライダーをサポートします。このシステムにより乗り心地や楽しさ、走行体験における満足感を得ることができます。
最先端の技術性能
kawasaki初のトルク要求型FI-ECU、6軸で計測可能な新型IMU、高い演算能力を持つブースター回路付きABSなど、数々の初採用機能を搭載しています。そんな初採用の最先端技術により、kawasaki史上最も先進的なモデルとなっています。