ソニーモバイルコミュニケーションズは、厚さ 7mm のスマートフォン「Xperia T3」を正式発表した。重さも 148g となかなかの軽量だ。7月の終わりに世界市場で発売予定。

ソニー、厚さ7mmのスリムなスマートフォン「Xperia T3」発表
スリムなデザインが特徴

ステンレススチール製の筐体を持つ Xperia T3 は5.3型 HD(1280×720ドット)ディスプレイを採用し、カメラは背面800万画素、前面110万画素。低〜中級機というべき性能だ。

OS は最新の Android 4.4 だが、CPU は Qualcomm 製のクアッドコア品(1.4GHz)、メモリー容量は 1GB、ストレージ容量は 8GB。最大32GB の microSDHC メモリーカードを挿入できるものの、上位モデルに比べると一段落ちる。

しかし厚さがわずか 7mm という点は魅力がある。同社のスリムな旗艦モデル「Xperia Z2」の 8.2mm に比べても1割以上薄い訳だ。

従来の「Xperia T」シリーズと同じく、海外での展開が中心となるだろうが、国内でも SIM ロックフリー製品として割安に入手できれば、MVNO(仮想移動体通信事業者)サービスと組み合わせて利用してみたい製品だ。

GSM/3G/LTE 回線に対応し、連続待受時間は688時間。バッテリーを長持させる省電力モードも利用できる。

Xperia T3
Xperia T3