20代の6割は、友達が誕生日にお祝いを言う場合、メッセージアプリケーション「LINE」を使う。さらに会社の上司の誕生日を祝う場合にも、20代の4割が、 LINE を利用するという。サイバーエージェントのマーケティング子会社サイバー・バズがこのような調査結果をまとめた。

友達の誕生日のお祝い「LINE で」20代の6割--上司の誕生日も LINE でお祝い?
誕生日のお祝いを言う場合、20代では6割が LINE を利用する(出典:サイバー・バズ)

この調査は2014年5月23日〜25日、サイバー・バズの研究組織「Social LIFE Labo」が実施し、803人から回答を集めた。調査対象は、新商品を試して感想を Twitter、Facebook などに投稿するモニターサービス「Ripre」の会員。もともとソーシャルメディアになじみのある層だ。

友達に誕生日のお祝いを言う人に、その伝え方を尋ねたところ、20歳代では「LINE で」が59.2%となり、「直接会って」(57.6%)、「メールで」(45.6%)といった回答を上回った。30歳代でも「LINE で」と伝えるという回答は半数(50.4%)にのぼる。

LINE のようなソーシャルメディアでは友達の誕生日を告知する機能があるため、このような結果につながったと、サイバー・バズは推測している。

会社の上司に誕生日のお祝いを言う人でも、20代では「LINE で」伝えるという人が41.2%を占めた。30代の4.4%、40代の7.7%と比べると突出している。

上司に誕生日のお祝いを言う場合も、20代は4割が「LINE を利用する」に
上司に誕生日のお祝いを言う場合も、20代は4割が「LINE を利用する」に

各年齢層とも、職場などで「直接会って」が7〜8割を占めているが、20代はこれに加えソーシャルメディアやメールを使って気軽に上司と連絡をとる人もいることが分かる。