パナソニックは、工場向けエネルギー可視化システム「SE-Navi」に搭載し、工場の省エネをサポートする省エネナビ機能を開発した。

同機能は、生産数量と消費エネルギーから算出される原単位を、パナソニック独自の省エネ判定手法に基づいて分析判断し、エネルギー消費の異常箇所を自動抽出できる。また、独自のロス定量化手法により、工程/設備ごとのロス分析や要因別ロス分析を自動で行い、工場のエネルギーロス情報を定量化できる。

さらに、対策事例ノウハウに基づくカテゴリーごとの省エネヒント集を備え、これにより改善アイデア抽出を支援する。この機能により、専門家に頼らずに省エネ対策を実施できるという。

同社の実証試験では、この省エネナビ機能により、省エネ対策検討から対策立案までに要する時間は7日間から2日間へ短縮でき、立案した省エネ対策を行った結果、約13%のエネルギー消費量を削減できたそうだ。

パナソニック、工場の省エネをサポートする新「SE-Navi」を発売
パナソニック、 工場の省エネをサポートする新「SE-Navi」を発売