ウェザーニューズは、「しぶんぎ座流星群」が観測可能と見込まれるエリアに関しての最新情報を発表した。1月3日23時からは、「SOLiVE24」で流星を全国7か所から生中継する。

3大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」、今夜(1月3日)観測ピーク!―ウェザーニューズが「SOLiVE24」で流星を全国7か所から生中継
しぶんぎ座流星群観測可能エリア予想マップ (出典:ウェザーニューズ)
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■「しぶんぎ座流星群」とは?


「しぶんぎ座流星群」は8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とならぶ3大流星群の一つ。毎年正月明けにピークを迎える。「しぶんぎ座」という星座は現在は存在しないが、かつて「へきめんしぶんぎ座」という星座があったことからこの名前がつけられた。

しぶんぎ座流星群の放射点は1等星アルクトゥースのある「うしかい座」と、北極星を含むこぐま座を取り囲むように位置する「りゅう座」の境界付近で、夜遅く北東の空に出現する。1月3日には満月近くの月がのぼるため、月明かりが目に入らないように観測する必要がある。

「しぶんぎ座流星群」観測ピークまであと10日!―ウェザーニューズ、観測ピークを迎える1月3日深夜の全国の天気傾向を発表
しぶんぎ座流星群の放射点(出典:ウェザーニューズ)

■1月3日の天気は?

「しぶんぎ座流星群」の観測に適した2015年1月3日夜〜4日の明け方は冬型の気圧配置となり、北日本の日本海側〜山陰ほど雲が広がって流星観測には厳しい空に。一方、関東や東海ほど星空は広がり、流星観測に適した空模様となる。また、東北の太平洋側や西日本、沖縄でも観測のチャンスがある。

1月3日夜は各地ともグッと冷え込むので、屋外で観測する際には寒さ対策を万全にする必要がある。

■「SOLiVE24」で「しぶんぎ座流星群」を全国7か所から生中継

同社の運営する24時間ライブ番組「SOLiVE24」では、1月3日23時から25時まで(事前番組は22時から)特別番組を放送する。全国7か所から流星を生中継し、流星の映像と観測スタッフのコメントをリアルタイムに伝える。今回も流星の動画はワテックの協力により、高画質な映像で楽しめる。番組はスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」やテレビ(BS 910ch)、PC 特設ページ「しぶんぎ座流星群2015」のほか、YouTubeニコニコ生放送からも視聴できる。