ネットワンシステムズは、岐阜県教育委員会が県内の全公立学校に提供する共通仮想基盤を構築したことを発表。2014年12月より稼働している。
 
ネットワンシステムズ、岐阜県公立学校の共通仮想基盤を構築--全教職員の ID を統合管理
共通仮想基盤の概要図

共通仮想基盤によって岐阜県教育委員会は、県立学校の教職員約5千名が利用するグループウェアや、市町村立小中学校・県立学校の教職員約2万名が利用する Web メールなど、情報系システムごとに異なっていた物理サーバー群、および、各県立学校がそれぞれ所有していたファイルサーバーを統合・集約。設備投資コストと運用管理負荷を大幅に削減したという。データは遠隔地へバックアップすることで、事業継続・災害対策を実現する。

また ICT 基盤の統合・集約に伴い、県内公立学校の教職員全員の統合 ID 管理およびシステム連携機能を新たに導入したことで、システム全体の利便性と運用性が向上したそうだ。