ソフトバンク BB とソフトバンクモバイルは、東日本電信電話(NTT 東日本)/西日本電信電話(NTT 西日本)の光ファイバー(FTTH)回線を活用して光ブロードバンド/ISP サービス「SoftBank 光」を開始するとともに、ソフトバンク携帯電話/スマートフォンの契約を組み合わせて料金を割り引く「スマート値引き」を開始する。料金の割引額は、1か月当たり最大で固定通信サービスが1,424円(税別)、モバイル通信サービスが2,000円(税込)。さらに、スマート値引き契約者向けに、モバイル無線 LAN(Wi-Fi)ルーターの利用料金を最大月額1,522円(税込)割り引く「スマート値引き Wi-Fiルーター特典」も設定する。開始時期はいずれも3月1日。利用申し込みの事前受付を2月4日に始める。

ソフトバンクも「SoftBank 光」「スマート値引き」3月1日開始、2月4日から事前受付
SoftBank 光/スマート値引き
(出典:ソフトバンク BB/ソフトバンクモバイル)

SoftBank 光は、NTT 東日本/西日本の光回線サービス「フレッツ光 ネクスト」を「光コラボレーションモデル」を介して利用するサービス。同様の光回線サービス/割引制度は KDDI が先行し、NTT ドコモが「ドコモ光」「ドコモ光パック」を3月1日に開始する予定で、主要モバイル キャリア3社が揃うことになる。また、光コラボレーションモデルを活用する光ブロードバンド/ISP サービスは、ニフティ(Nifty)、ソネット(So-net)、ビッグローブ(BIGLOBE)、ハイホー(hi-ho)も順次開始する。

ソフトバンクが始める SoftBank 光は、最大通信速度が 1Gbps、提供エリアがフレッツ光ネクストと同じ。光回線接続と ISP をセット提供し、月額料金(税別)は2年契約「自動更新ありプラン」だと回線種別「ホーム」が5,200円、同「マンション」が3,800円。初期費用として契約事務手数料3,000円は発生するが、工事費は新規顧客向けキャンペーンで実質無料だそうだ。

これに対しスマート値引きは、SoftBank 光の契約と、スマートフォン/携帯電話向け各種プランを組み合わせることで、各サービスの料金を割り引く内容。固定通信サービスの割引を受けるには、「光BBユニット」「Wi-Fiマルチパック」「ホワイト光電話(基本プラン)」の契約が必要。モバイル通信サービスの割引額(税込)は対象プランによって異なり、以下の通り。既存の割引制度「家族の学割」「のりかえ割」も重ねて適用できる。

スマート値引きのモバイル通信サービス割引額(税込)
スマート値引きの
モバイル通信サービス割引額(税込)