ウェブリオは、オンライン辞書「weblio偽書 powered by 虚構新聞」を4月1日にオープンした。“世界で一番信用できない意味が引ける辞書”をコンセプトとしたエイプリルフール企画だ。

【エイプリルフール】懐かしの「チョベリグ」や「山ガール」が驚きの意味に--世界一信用できない辞書登場
辞書なのに、信用できないだと...!?

この企画は、“現実と虚構の区別をあいまいにするような報道”を掲載するニュースサイト「虚構新聞」とのコラボレーション。オンライン英語辞書「weblio英和辞典・和英辞典」のデザインを再現したサイトには、今や使用機会が少なくなった1980年代〜2000年代の“死語”が計17語収録されている。表示されるのは嘘の意味だが、本来の「weblio辞書」へのリンクも掲載されているため、正しい意味もすぐに確認可能。

収録された死語とその嘘の意味の一例を以下に挙げる。

・アフターファイブ(1980年代)
1986年4月から1987年3月まで放送の特撮戦隊シリーズ(全48回)。正式名「放課後戦隊アフターファイブ」。高校生の男女5人が変身して悪と戦うが、怪人が現れても授業が終わるまで出動しないのが特徴。

・チョベリグ(1990年代)
「超ベリーグー」の略称。じゃんけんにおいてグー・チョキ・パーの全てに勝る手。ただしチョベリバには負ける。(同義)バッチグー。「―で勝つ」

・山ガール(2000年代)
東北地方奥羽山脈付近に生息すると言われる妖怪。「山女」「ビッグハット」とも呼ばれ、体長2メートル前後。全身が茶緑の体毛におおわれている。