中古車を個人同士でオンラインで売買できるプラットフォームのベータ版「Ancar」がリリースされた。

より高く売り、より安く買う―中古車売買オンラインサイトのベータ版が登場
中古車の個人間売買サイト「Ancar」

これまで、中古車は、買取店や販売店、オートオークション運営会社などの業者の手を経て売買され、業者間で取引される度に消費税や業者の利益が車の価格に上乗せされてきた。

Ancarでは、売主と買主がオンラインで直接車を売買できる仕組みが提供されるので、 売主はより高く車を売却、買主はより安く車を購入できるようになる。

Ancarの仕組みとは、事前に査定士によって査定された車を、整備士が点検整備を行い、その後サイトに掲載するものだ。

売主が車を出品する際はAncarから査定士が派遣され、その査定結果から、Ancarが買い取る際の参考価格と、出品時の推奨価格帯が提示される。売主が提示価格に合意して出品が確定すると、整備士が車の点検、整備を行い、Ancarに点検・整備結果と共に車が掲載される。